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名簿順が性格へ与える影響

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名簿順の記憶

学生時代に特有なシステムとして、名簿順に管理されることがあります。大学ではないことが多いですが、小学校から高校までの12年間で当たり前のように使われる名簿順。

私自身、学生の頃から名簿順のシステムが、人の性格に少なからず影響を与えているのではないか?とずっと思ってきました。

学校や地域によって、名簿順といっても"あいうえお順"と"誕生日順"などいくつかの並べ方があるようですが、ここでは名簿順=あいうえお順とします。


私の場合は、名字の頭文字が「よ」なので、12年間を通じて、後ろから3番以内にずっと並べられていました。

私の緊張しやすい性質やじっくり考え込んでしまう性質は、この名簿順がもしかしたら影響しているのではないのか?と思うことがあります。


名簿順の影響


例えば、クラスで1つのテーマについて意見発表をするときに、あいうえお順で発表する場合だと、名簿の早い人はとにかくすぐに発表しなければならないので、意見を入念に練る時間はなく、とにかく早く意見することになります。そのためじっくり考える機会が比較的少なくなります。その分思い切りの良さみたいなものがある人が多い気がします。


一方で、吉田や和田のような名簿のラスト付近の人は、一通りの意見が出された上で発表するため、じっくり考えられるのはもちろんですが、みんなとは違った意見を発表しようとしたり、みんなの意見のよい所をミックスさせた意見など、意見を工夫する時間が得られると思います。
しかし、たくさん待たされるために、私のような人前で発表するのが恥ずかしい人にとっては、緊張やプレッシャーを感じる時間が非常に長くなります。

場合によっては、発表時間が途中でなくなってしまい、翌日に発表を持ち越しなんて言われた日には、プレッシャーが翌日まで引き継がれるのです。

以上を簡単に表にするとこんな感じでしょうか。

名簿の早い人 名簿の遅い人
待ち時間 短い 長い
プレッシャー
意見への影響 内容<速さ 速さ<内容
性格への影響 行動的・思い切り 思考優先・じっくり

名簿順の目的は?

以上にまとめたほかにも名簿順のもたらす影響は良かれ悪しかれあると思います。

ただ、私が問題だと思うのは、名簿順に生徒を管理するシステムが、子供に与える影響などを考慮したうえで、学校や教師がシステムの運用をしているか、という点です。

学校教育のシステムは、慣習だからとか今までそうだったからという理由で運用されるべきではなく、システムのメリット・デメリットを論じたうえで、メリットを最大限発揮させ、デメリットをおさえる、意図をもった形で運営されるべきです。

名簿順で管理することに関しては、あくまで主観ですが、学生のためというよりは、学校や教師が管理しやすいから運用されているにすぎないように思うのです。


代案はあるか?

とはいえ、確かに生徒の成績を管理したり、いろんな場面で名簿システムは便利ですし必要ではあると思います。

とにかく重要なのは、固定化させないことだと思います。

意見発表のような場面で、いつも名簿順通りに発表させるのではなく、席順や先生がランダムに当てていくでもなんでもいいと思います。

何せ12年にも及ぶ話ですから、個人にとって何かしらの影響をは必ずあります。 もちろん、それは名簿順に限った話ではないですが、私自身がいつも名簿の最後方だったので特に気になる学校のシステムだったので取り上げました。


この名簿順について思うコトは、たくさんの人の意見を聞きたいなと思うので、気軽にコメントください。

あなたが名簿順から受けたと思う影響、名簿順によって受けた理不尽なコトなどなど。