学力と学習姿勢
中学生や高校生の学力が一目で分かる方法があります。それは勉強している時の姿勢に注目するのです。
学力の低い生徒は、相当高い確率で左手を遊ばせています。(右利きの場合)
その中にも2パターンあります。
①左手の肘を机について、あご置きにしている
②左手を机に置かず、ぷらぷらさせている
成績の低い生徒の左手に着目すればきっとこのパターンに当てはまります。
一方で、学力の高い生徒はかなり高い確率で、ノートや教科書を左手で押さえながら書きます。
御自身でも真剣にモノを書いたりする場合を想像すればわかるように、やはり左手でノートなどをしっかり固定しますよね。
では、この差は一体何なのでしょうか?
この図に表したように、根底には勉強へのやる気が影響していると思われます。
要は左手の使い方が悪いから、それを直せば成績が向上するということはなく、そもそもやる気が低い事が、勉強姿勢の悪さ、学力の低さに影響しているのです。
ここから分かることは、塾、学校であるいは家庭で左手を机に固定していない生徒や子供を見れば、勉強へのやる気が低いサインとして使えます。