筋トレを100日続けて気付いた6つのコト
100日間をあなたは長いと感じますか?それとも短いと感じますか?
受験まであと100日!といわれれば短く感じますし、楽しみな旅行まで100日!といわれれば長く感じますよね。
モノは言いようですが、私にとってこの100日間はあっという間でした。
今年の5月15日にたまたま手にとり、購入した 『自分を変える習慣力』(三浦将)という本に影響を受けて、腕立て伏せを始めてから今日で約100日となったのです。
その本自体はすごく真新しいことが書いてあるわけではないのですが、企業勤めでない私にとって、毎日のお決まりのイベント(通勤・同僚との挨拶・昼休み等)がなく、日々にメリハリがなく過ごしづらく感じていて、何か決まった習慣を身につけて日々に"しまり"をつけたいなぁ、と思っていたところに出会って購入したのです。
習慣は軽い気持ちからスタート
まずは最初の一歩が大事と強調されていて、「まぁ確かにそうだな~」と思い、軽い気持ちで筋トレを5回から始めました。
そもそも、習慣として身につけるコトがたくさんある中で、なぜ腕立て伏せを選んだかですが、男性としての自分の理想の体型がガッチリ体型だったのに、私自身それとはほど遠い痩せ体型だったのです。
また、ちょうど夏前だったこともあり、5月から続ければ、Tシャツを着る頃に間に合いそうだな、と思ったこともひとつの理由でした。
おそらく習慣を漠然とつけようと思っているだけでは継続の動機としては不十分で、 "目的やタイミング"が揃って初めて習慣の定着には必要だと思います。
腕立て伏せの実践
最初の2週間ほどは、腕立て伏せ5回だけを続けていました。
体力的には5回ではまったく疲れないので負担を感じることなく、ブログライティングの息抜きに実施していました。
ところが、2週間を過ぎたあたりから、5回の腕立て伏せでは満足できなくなっていたのです。それは、私の気持ちではなく、体が続けたくなるのです。
まるで、慣性の法則のように、腕立て伏せをストップするよりも、パンプアップし続ける事を体が望んでいました。 この慣性の法則を感じ始めてから、2週間おきぐらいのペースで腕立て伏せの回数を5回ずつ増やしていきました。
現在は 毎日30回の腕立て伏せ×2セット が最低目標になっています。
腕立て伏せの習慣化がもたらした3つのコト
- 生活にメリハリが生まれた
フリーの立場の私にとって、時間による区切りがなく仕事をダラダラと続けたり、先延ばしにしたりしがちでしたが、腕立て伏せという決まった時間を設けることで区切りができ、作業と作業の移行がスムースにできるようになりました。まるで学校の授業の間の10分休憩のように。
- ポジティブ思考になった
腕立て伏せを続けていくうちに、筋肉という形で目に明らかに成果が現れるので、
「やればできるんだ」という意識をもてるようになり、仕事・恋愛・将来についてよりポジティブに考えられるようになりました。
それまではフリーという立場も含めてネガティブなコトを考えることも多かったのですが。
- リフレッシュの手段が増えた
アイデアがなかなか浮かばない時や、なんとなくストレスの溜まった時に、腕立て伏せをすると、急に血の流れが活発化するように感じられ、頭がスーッとした状態で作業に復帰できるのです。行き詰ったときの解決法のひとつになりました。
以上が、私が100日間欠かすことなく、腕立て伏せを続けてきて実感したメリットですね。
習慣を身につけるために必要な3つのコト
1.習慣に目的があるか?
2.習慣のメリットを見出す姿勢
3.本や他人の一押し
この3つだと思っています。
1.習慣に目的があるか?
意味のないコトは習慣になり得ません。その習慣を継続することで、その先の自分にどんな変化を起こしたいか。そういう功利的な算段のもとでないと始めづらいでしょう。
私の場合、細い体型→ガッチリ体型にすることで、彼女に褒められたい、友人との会話のきっかけを増やす、という目的をもって始めました。
2.習慣のメリットを見出す姿勢
とはいえ、目的にたどり着くには時間がかかります。100日間、腕立て伏せを続けても理想のガッチリ体型にはまだまだ及びません。
だからこそ、習慣にしようとしている中で、本来の目的とは別にもたらされるメリットを見出して継続の励みにするのです。
上の「腕立て伏せの習慣化がもたらしたコト」で述べたことがまさにそうで、積極的に腕立て伏せのメリットを見出していくことで、習慣が定着したのです。
無意識に続けようとしていると、せっかくのメリットが自分に生じていても見過ごしてしまうのです。 まぁ、いわば腕立て伏せは得だと自分に思い込ませるといったカンジです。
3.本や他人の一押し
習慣に関する本や他人のサポートがあることで、習慣が定着しやすくなります。 100日間継続する中で、腕立て伏せをやることをスッカリ忘れて寝ようとしていた日もありました。しかし、彼女に「今日は腕立て伏せした?」と言われ慌てて取り組んだこともありました。
最近は習慣に関する本がたくさん出版されていますが、それらを何冊も読んでも意味はないでしょう。結局は”やるかやらないか”に尽きるので、その一押しに本は1冊で十分です。