どうでもええわ!

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Google検索する力を鍛えよう!

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目次

この前、友人から「お前ってググるの上手いな!」と言われました。

私ははじめ「はっ?」と言ってしまいました。というのも、ググるのに上手も下手もないと思っていたからです。

何も自慢をしているわけではなく、知りたいこと・欲しいもの・したいこと、に関するキーワードを打ち込めばいいだけでしょ?と思っていたのです。


しかし、ネットに慣れていない人、ググるのに慣れていない人は、数えようもないですが、まだまだたくさんいるのかもしれません。

例えば、知り合いのおじさんも、慣れないエクセルを使っていて、「エクセルのセル内において改行したい」という問題をGoogleで解決しようとするも、うまく結果が返って来ずにイライラして作業をやめてしまったらしいのです。

ググるのが当たり前の人にとっては、なぜそんな事ができないの?と思ってしまいますが、このおじさんは、「セル」、「改行」という名詞を知らないために、「エクセルで下に下げる」という何ともボヤけたワードで検索していたのです。

そこで、ググるコツとは何か?と気になったので、「ググる コツ」、「ググる テクニック」など何種類かのワードでググりました。

しかし、そこで紹介されているもののほとんどが、Googleの検索機能のオプションの紹介ばかりだったのです。

例えば、「AND OR 検索」や「filetype検索」、「-(マイナス記号)検索」など、いわば、普通にググる力がある人が、さらに検索効率を上げるための技術ばかりが紹介されているのです。


ググる地力

上記のようなテクニックは、表面的なテクニックのようなもので、本当に必要なのは、根本的にキーワードの選択です。

キーワードは誰に頼るでもなく、自分で打ち込まないといけません。

このキーワードの選択を、"ググる地力"と呼びましょう。 

「地頭がいい」という時は、知識がたくさんあるのではなく、誰も教えてくれないような事について、自分の頭で考え、解決する力に長けているという意味に私は解釈しています。
それにちなんで、誰も教えてくれない、グーグル検索でのキーワード選択能力を"ググる地力"と定義しておきます。


ググる地力の3要素

では、ググる地力を構成する要素は何でしょうか?

私が思うには、「抽象化」「基本的知識」「試行錯誤」の3点です。

①問題を抽象化せよ

あなたが何に困っていて、何を解決したいのかを、文章ではなく、キーワードに抽象化させる必要があります。

例えば、先ほどの"エクセル改行できないおじさん"を例にとれば、
「エクセルって思うように使えないなぁ。何でここで思うように下の行に文字を書けないのかなぁ」という問題を
「エクセル」「セル」「改行」という3つのキーワードにまとめあげなければなりません。

しかし、あまり神経質にならずに、どんどん思いついたワードで検索してみるべきです。

というのも、Googleの検索機能は私たちが思っているよりも進歩しているので、ちょっとズレたキーワードでも要領よく検索してくれます。



②基本的な知識を蓄えよ

おそらくこれが、ググる地力にとって一番大事です。

再び、エクセルの話でいうと、「セル」という単語を知らないことには、調べようがありません。セルを「箱」としか表現できなけば、
「エクセル 箱」で検索してしまうことになり、これではエクセルの箱ひげ図の話ばかり出てきてしまいます。

あなたが調べたい事柄についての、最低限の用語や名称を知っていることが不可欠です。

エクセルであれば、セル、アクティブセル、行、列、ぐらいは最低限の用語です。誰でも知っているじゃないか!とお思いかもしれませんが、人それぞれに詳しいコト・詳しくないコトには、差があります。



③たくさんググれ

①と②は、実際に検索するまでの話ですが、①と②の能力に自信があろうとなかろうと、とにかくたくさんググることが何よりもググるスキルが上達します。

Aと調べてもうまく出てこないなら、Bと調べてみればいいですし、その繰り返しが大事です。

読み・書き・計算は学力の基本ですが、いずれもやり方を教わるのもそこそこに、ひたすら練習することでスキルアップするのとまったく同様です。


しげる的まとめ

個人的には、小学校レベルからググり方のコツは教えるべきだと思うぐらいに重要だと思っています。
日本人全体として、検索効率が上がれば、日本全体からムダな時間が減り、おおげさですが低いと言われる労働生産性の向上にだってつながるかもしれません。