サントリー山崎蒸留所 ウイスキーの奥深さを再発見!
お酒はジャンルを問わず大好きな、吉田しげるが、サントリー山崎蒸留所の無料見学に行ってきましたので、レポートします。
京都と大阪のちょうど境目に位置する、大山崎に蒸留所はあります。
電車なら、JRか阪急電車を利用すれば、徒歩5分ほどでたどり着けます。
山々の威厳を感じながら、少し歩くと、入り口が見えました。
事前予約の上、受付で予約確認をすれば、館内の入場許可証をもらえます。
団体の方の訪問が多いようです。また特に目立ったのは海外からの旅行者の多さ。
館内の見学者の半数以上は、外国人だったように思います。
今回は、山崎ウイスキー館の無料見学のコースですので、こちらの館のみの見学です。
しかし、この館に近づくとすでに、ウイスキーのほんのり甘い香りが漂ってきて、見学客を迎えいれます。
館内は1階と2階に分かれていて、
1階は、歴史年表、テイスティングルーム。
2階は、ギフトショップ、製造工程紹介、過去の製造ウイスキーのギャラリー。
こちらは、「赤玉ポートワイン」のボトル。この葡萄酒で得た利益をもとに、この山崎蒸留所を設立したという点が面白かったです。
1つ大きな当たりを出せば、そこから一気に新たな大きなチャレンジに踏み切れるのだなぁ、と希望をもられるストーリーでした。
今でも、赤玉スイートワインの名で売られています。
そして、何より壮観なのが、こちらのウイスキーのストック!
インスタ映えの極み!といった感じの美しさ。年代別、樽別、原料別、に分類されており、いかに多様なウイスキーがあるかを気づかせてくれます。
また、トイレも「あぁ、トイレもウイスキーの樽をイメージしているんだなぁ」と思っていたところ、館内スタッフが話してくれて、何と、実際に樽で使われていた木でできたトイレとのこと。
館内スタッフの方の簡単な案内もあり、ウイスキーの奥深さを知るとともに、もう飲みたい気持ちが止まりません!
1階のテイスティングカウンターでは、山崎、白州、響、山崎の原酒、樽別のウイスキー、海外のウイスキーなど、普段なかなか飲めないウイスキーがかなりリーズナブルに、各15mlでいただけます。
飲む場所は、
・館内のスタンディング式の樽のテーブル
・外の芝生テラス (これが最高です)
まずは、「山崎12年」と「山崎18年」の飲み比べです。
普通の山崎しか飲んだことがなかったので、それとは違った味わいに歓喜。
山崎18年の方が、まろやかで甘みがましたような感じ、非常に好みでした。
山崎25年もありましたが、1杯2,900円の価値は、ウイスキー初心者の私にはまだまだ分からないので、これからの楽しみにとっておきます。
山崎のウイスキーが海外でも人気で、日本でも品薄だと聞きますが、ここではそんな心配いらずです。
お次は、「響 17年」、「響き 17年 ホワイトオーク樽」、「山崎 12年 シェリー樽」の3つにトライ!
(ちなみに、1人につき、1注文で3種類まで注文可能です。)
響 17年は、ホワイトオーク樽の方は、通常のものより、後味がスッキリといいますか、マイルドで樽による違いが少しわかりました。
山崎 12年 シェリー樽は、こちらはもう本当においしいの一言。山崎 18年に少し似ているなぁと。
使用する樽、熟成年数、原酒の選び方などで、味わいが異なることを実感できました。
次回は、有料の蒸留所ツアーで、ぜひ製造工程を間近で見てみたいですね。
しげる的おすすめポイント
・大山崎の自然が気持ちいい!
・蒸留所のスタッフの方のホスピタリティー精神が高い!
・おいしくウイスキーを飲むだけでなく、知識をしっかり深められる!
・品薄のシリーズも飲めてしまう!